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祐天寺 護身術の会
【練習内容】
【Physical Exercise】
  筋力・心肺機能などの肉体能力の維持・強化を目的として軽度の負荷をかける運動やストレッチを毎回10分〜15分程度取り上げます。適切なフィジカルトレーニングを行なうことは、肉体の持つ免疫システムを向上させたり精神的な健康増進にもプラスの効果があります。一人で出来るタイプの運動と二人以上の人と組んで行うタイプの運動の両方とりあげます。

【Punches and Kicks】
  「殴る蹴る」といった動作は、どちらかと言えば本能的な動作なので、特に修練していなくても闘争の場ではごく自然に出てしまう動きです。しかし、自分の体を痛めない方法を知らないと、指を痛めたり、間接に負担をかけすぎたりして、自傷してしまいます。また、衝動にかられた「殴る蹴る」は、威力が不足したり、過剰すぎたりしてしまいがちです。護身という観点からは、高度に熟達する必要はないですが、最低限のコントロールができることが必要です。この練習を取り上げるときは、複数で組になり、最初は軽く相手に触れる程度からはじめます。十分にリラックした状態を維持しながら、徐々に深く重い打撃を体験していきます。また、段階をおって軽いものから徐々に打撃を自分の体で受けてみることで、「殴られる事、蹴られる事」に対する恐怖心を少なくし、正しい反応や肉体の打たれ強さを養成していく事ができます。

【Ukemi】
  その体系が何であれ、投げたり崩したりする体系を有する技術群を練習するためには、ある程度自然に受身がとれることが必要です。受身は練習中の事故を防ぐだけではなく、体幹部の性能向上に効果的です。衝撃に強い体はそのまま打たれ強さを意味しますし、体幹部の性能は動きの俊敏性の源です。
【Escape from Hold】
  腕をつかまれる、抱きつかれる、ヘッドロックされる、胸倉を掴まれる、髪をつかまれる、等々の状態から、接触を切って活路を開たり、主導権を取り戻したりして自身を開放する技術を学びます。また、接触させない方法や動きについても学びます。実際に護身術が必要な場面では、主体となる攻撃の前にこの手の接触が起こることが多々あります。胸倉をつかんだら顔面にパンチが来るとか、手を引き寄せてから抱きつくなどです。ですから、この接触をさせない技術や接触を早い段階で切る技術は、被害の拡大を防ぐ意味で大変重要なものになります。

【Disarm】
  武器に対する対処です。ディスアームという言葉は、「武装解除(武器を奪い取る)」という意味です。現実に出会う可能性の高い武器として、ナイフや包丁といった比較的短めの刃物、バット、木刀、棍棒といった長めの棒状の武器等に対する対処を取り上げます。おそらくその他のトレーニングと比較して、最も現実での使用が難しい分野だと思います。それでも武器の特性を理解し、少しでも経験しておくことは、実際に出会った際に注意すべきポイントを思い出すぐらいには貢献してくれるかもしれません。また、逃げる、避けるといった選択肢が取れない状況に追い込まれたときに、何も知らないよりは、少しでも経験しておいた方がベターである事は否定できません。

【Improvised Weapon】
  即席武器のことです。服、ベルト、靴、帽子、ペン、本、かばん、タオル、ペットボトル、傘等々、身の回りにある手近なものを利用して身を守る方法について検討し、実際にそれらを利用した動きを行います。相手が武器を持っている場合、男性と女性、大人と子供のように明らかに有利不利がある場合には、形勢を逆転するためには武器の利用を考慮すべきです。しかし現実には、武器を携帯して持ち歩くわけにはいきませんから、手近な物品を武器(護身用品)として利用するバリエーションを知っておくことは効果的です。

【Light Contact Sparling】
  技を覚えたり、体力作りをするだけでは、経験として十分ではありません。ある程度自由な攻防の中で実際にどのような動きができるか試してみることが必要です。技を学習するときには、その技の構成や意味を良く理解するために、できるだけ柔らかく、決まりきった動きのなかで練習していきます。でも現実の場面では、相手の動きが、型稽古(約束組手)のように不自由ではない事を忘れてはいけません。スパーリングでは自由に動ける相手に対して技をかけていくことがいかに難しいことなのかを体験することができます。また、パンチやキックを繰り出してくる相手と対峙した時に相手をよく観察する練習にもなります。呼吸や間合いの変化などは、型稽古(約束組手)では体験しにくい要素です。『祐天寺 護身術の会』では全体の練習の1/10〜2/5程度をこの「Light Contact Sparling」に充てています。なお、当分の間、「本気のスパーリング」はメニューにいれません。自由に動く事にある程度会員が慣れるまでは、怪我をするだけだからです。

【Useing Self-Difence matelial 】
  各種の護身武器の利用法と特性について知識を得たり、体験したりします。スタンガン、催涙ガス、警棒などが代表的なものです。これらの使い方を学習したり、実際に自分でその効果を体験したりします。また、奪い取られた時の危険性や無力化する方法について理解しておくべきです。

【First Aid】
  応急処置のことです。正確で専門的な講習は、消防署や、MFA社が行っている民間トレーニングに譲りますが、その中でも、繰り返し練習が必要な技能の部分があります。例えば、止血帯の使い方、四肢の固定方法、搬送、心肺蘇生、周囲に協力を求める声のかけ方などです。これらの実技は一度や二度講習会を受けたぐらいで身につくものではありません。

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